外来のご案内

整形外科外来

【当院の特徴】


当院の整形外科は先天性疾患、脊椎・四肢外傷、スポーツ外傷から骨粗鬆症、変形性脊椎症、変形性関節等加齢変化による
疾患まで多種多様な疾患を対象としています。
脊椎・上肢・下肢専門医がそれぞれ連携を取りながら診療を担当しており、手術療法だけではなく、患者さんに応じた適切な
保存療法も提供しています。
リハビリテーションにも力をいれています。地域に密着した患者さん本位の医療を心掛けております。


【受診の流れ】


外来受診は紹介状がなくても受診可能です。(月曜~土曜午前)
担当医が診察してから必要に応じた検査(血液、レントゲン、CT、MR)を行い、再度診察を行います。
患者さんの疾患に応じて、専門の担当医が診療を行います。まず気軽にお電話でも、受付窓口でもご相談下さい。


【骨粗鬆症】


初期の頃はほとんど症状がないため、気づかない間にじわじわと進行する病気です。
加齢、閉経、運動不足、過度の喫煙や飲酒が主な原因です。骨密度・骨量は40歳位を境に減少します。
閉経後・高齢期の骨量減少は避けられるものではなく、誰にでも起こることなので適切な治療が必要です。
当院では最新鋭の骨密度測定器を導入しており、約10分で検査が出来ます。

最新鋭の骨密度測定機器を導入!





【大腿骨頚部骨折】


転倒、転落、尻餅をつくなどが原因で起こる骨折です。
歩行不可能となり、褥瘡、深部静脈血栓症などの合併症を引き起こすことがあります。
当院では手術だけではなく、リハビリテーションにも力を入れており、地域医療に貢献出来るよう日々努力しております。
他の病院で手術を受けてからでも、当院でのリハビリを希望される場合は、お気軽にご相談下さい。


【捻挫・骨折】


損傷の程度に応じたギプス固定、装具療法、手術療法を行い、リハビリスタッフと連携して適切な後療法を選択致します。


【変形性膝関節症】


年齢とともに関節軟骨がすり減る病気です。
初期には運動療法、関節注射を行いますが、中後期には高位脛骨骨切り術、後期には人工膝関節置換術を行います。
膝関節専門医が診療にあたります。


【膝半月板損傷・膝前十字靭帯損傷】


スポーツ外傷によるものが多く、損傷の程度に応じて治療法を選択します。
手術が必要な症例には膝関節専門医が半月板縫合・切除、自家腱を用いた前十字靭帯再建術を関節鏡視下に行います。



【腰椎椎間板ヘルニア】


椎間板が後方に脱出し神経を圧迫することで痛みやしびれ、筋力低下、歩行障害を起こすものです。
治療として初めは保存療法が原則で、症状が遅延ないし増悪するもの、発作的な痛みを繰り返すもの、
神経障害を起こしたものなどは脊椎専門医が手術治療を行います。


【腰部脊柱管狭窄症】


黄色靭帯が変成、肥厚し馬尾神経や神経根を圧迫する病気です。
圧迫の部位や程度により、下肢痛、しびれや間欠跛行、時に排尿障害を起こすことがあります。
手術が必要な症例には、当院では脊椎専門医が後方除圧術、或いは後方除圧固定術を行っています。


【橈骨遠位端骨折】


転倒した時手をついた際に起こる骨折で、骨粗鬆症のある方では多発します。
ずれの少ない骨折にはギプス固定の保存療法を行いますが、ずれの大きいタイプには手術療法をお勧め致します。
当院ではネジとプレートがかみ合う「ロッキングプレート」を使用されており、手術翌日から手を動かすことが可能です。


【腱板断裂】


肩にある肩腱板という腱性組織の損傷です。
損傷の原因は明らかな外傷によるものだけではなく、はっきりした外傷はなくても
日常生活動作の中で起きることもあります。肩こり、運動時痛、夜間痛などの症状があり、五十肩(肩関節周囲炎)
との鑑別が難しいため、肩痛を自覚した場合当院外来受診をお勧め致します。MRI検査で殆ど診断がつきます。


【脊髄側弯症】



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