湘陽かしわ台病院では皆様が抱えるさまざまな問題、特に乳房症状に対する悩みの解決や乳がんの早期発見と フォローアップを大学と連携して「地元」で行っていただくことを目的に外来を開設します。 乳がんは早期発見・早期治療で治癒を目指すことができる病気です。自己検診はもちろんのこと、 医療機関でも定期的に検診を受けることをお勧めします。 地域の人が「気軽に相談できる場所」を目指し当院ではこの度新たに乳腺外来を新設しました。 乳腺外来はここ5,6年で認知された診療科です。乳がんは外科の医師が扱ってきました。 これまでは2・3センチのがんを発見するのが限界だったが今は1センチ以下のがんを見つけようとします。 診断方法・機械も手術も10年前とは違います。何より抗がん剤治療が進化し、一般の外科医では乳がん治療に ついていけなくなってきました。そうした経緯があり乳腺外科が注目されることになりました。 今はより小さく、早く正確に診断して治療することが目的です。 乳がんは10年フォローするのが一般的ですが、大学病院まで10年間通うのは大変ですから、当院でフォローアップしていけば患者さんも通院が楽になると思います。 もしフォローアップ中に何かあれば必要に応じて大学病院で治療すればよいと考えています。 大学病院だと初診で検査を受ける場合、外来受付、診察、検査と待ち時間が長くなり、1日がかりになってしまうことも多々あります。 しかし湘陽かしわ台病院なら、初期診断なら数時間で可能です。 もちろん手術などが必要になった場合は専門病院でないと対応できませんが、発見は今、地元でできるようになったのです。 [乳癌の詳しい情報に関しては東海大学のサイトへ >>]